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フラファッション
フラは、歌や音楽・踊りなどで構成されますが、フラに必要な要素はそれだけではありません。
身を飾る花々や楽器、場所、衣装なども重要な要素です。それらは、それぞれ深い意味があり的確な理解を求められます。

フラを踊る際、ハワイの人々は歌や土地に合わせた衣装や小物を身にまといます。ハワイには、それぞれの島を象徴する色があり、その土地をイメージする植物があります。 例えば、ハワイ島は、レアフの花の赤。カウアイ島はモキハナの実の紫といったふうに島や土地のイメージカラーが暗黙のうちに決められています。通常フラの衣装は、そのとき踊る歌や祈りを捧げる神々、土地のイメージに合わせて選びます。衣装やレイなどの小物は、基本的に踊り手が自ら作る物ですが、それらの技術も代々受け継がれて行きます。また、それらを作るときに使われる材料は、踊る場所や花々と同様に神聖な物とされています。ハワイの人々は、原則として天然の素材から作り上げたものだけをフラで使用します。
フラを踊るときに身につける衣装やレイは、すべて自然の中で育つもの。そこには常に神々の力が作用している」とハワイの人々は言います。

このように、フラは踊る楽しさはもちろんですが、こうしたファッションやグッズを選んだり作ったりするのも楽しみの一つです。
その中でも、代表的なものとしてレイがありますが、フラで用いられるときは、歌の意味に合わせてレイに使う花を決めるようです。詩にプルメリアが歌われているときはプルメリア、ピカケならピカケといった具合です。
また、ハワイ各島には、以下のようにそれぞれの島を表すレイと色があります。
オアフ島 イリマ(ilima) 黄色・オレンジ
マウイ島 ロケラニ(Lokelani) ピンク
ハワイ島 レフア・オヒア(Lehua Ohia)
カウアイ島 モキハナ(Mokihana) パープル
ニイハウ島 ププ(ニイハウ・シェル)
ラナイ島 カウナオア(Kauna`oa) オレンジ
モロカイ島 ククイ(kukui) グリーン
カホラヴェ島 ヒナヒナ(Hinahina) グレー

*これらのオフィシャル・レイは、1923年ハワイ議会で決定されたもので、イベント等で各島の代表が集まる際には、公式のレイをつけることが慣習となっています。
それぞれの島にちなんだ曲を踊るときは、シンボルであるレイをつけ、ドレスもその色に合わせて作ります。

ハワイの島々と花に関する伝説については、コチラをご覧下さい。

 主なレイとその意味・習慣

・ケニケニ 夜香り、一晩で色あせるモクレン科の花 「一夜の愛」を意味します。
・イリマ オアフ島の花、千枚以上の花びらで作り上げる。貴いレイと言われ大切な人への贈り物として重宝されています。
かつては王族にしか使用が許されていなかったレイです。
・ピカケ ピカケはハワイ語で『孔雀』の意。ジャスミン、花嫁に贈る花。結婚式の朝、蕾の状態で摘んだピカケでレイを編み、初夜ベットサイドにかけておくとという習慣があります。
朝になると白からピンクに色を変える事から「花嫁の恥じらいの花」と呼ばれています。
プリンセス・カイウラニが愛した花としても知られています。
・マイレ 「神の足跡」/フラの女神・ラカの化身と言われる植物。ハワイでは大切な人に魔よけとして贈る習慣があります。手足につけるクウペエとして花のレイと合わせてまとう事もあります。
香りが高く高貴な植物とされ、結婚式などのセレモニーでは男性が身に付けることが多いようです。

 レイとは

これほどハワイに広く普及しているレイとは、そもそも何を意味するのでしょうか。
はるか昔、癒しの女神・ヒイアカが、火山を思わせる赤いレフアの花飾りを姉のペレに捧げました。プナの海岸での出来事と言われているこの神話から、ハワイの人々の間に、レイを贈る習慣が誕生したと言われており、今日まで、レイは神々への供え物とされてきました。

元来、自然界にあるものをレイのような飾りとして用いる風習は、南太平洋や東南アジア、台湾先住民の文化にも見られます。
ネイティブ・ハワイアンの祖先が太平洋の島々からやってきたポリネシアン系の人々であったとすると、レイは環太平洋に広く共有される文化様式を受け継ぐものであると言えます。
しかし、ハワイの場合は、13世紀頃を境に南太平洋の島々との交流が途絶えてしまい、18世紀後半にジェームス・クックが訪れるまで約500年に渡り外界との関係を持たなかったため、その過程でフラをはじめとする南太平洋起源の諸文化が独自の発展を遂げて行ったと考えられます。
レイも、こうしたハワイ文化の一つです。「レイ」という言葉は、今日、英語や日本語でも広く使われていますが、もともとはハワイ語で、首飾り一般を指す言葉です。また、動物の首の模様などの意味や子供などかけがえのない存在を示す比喩的表現にもなります。

今日、ハワイではレイを日常的なプレゼントとしても使用していますが、その一つ、リボンレイは、「Lasting Leis」(長持ち・丈夫という意味)と呼びます。
ハワイに行かれたことのある方は、空港やホテルに着いたときに「ALOHA!」の言葉とともにレイを掛けてもらったことがあると思います。
これは、形式的なサービスではなく、ハワイならではの歓迎の表現です。ハワイでは、誕生日や卒業式・結婚式といったイベント毎にレイを贈る風習があります。
レイは、現代では”感謝”や”愛情”の表現として用いられていますが、古代では、その用途が少し異なっていたようです。主に魔よけや神への捧げ物として用いられ、どちらかというと儀式的な要素が大きかったようです。
ちなみにレイが輪になっているのは、「ALOHA」の心が永遠に続きますようにという願いが込められているからだそうです。
◆ レイデー (May Day is Lei Day in Hawai'i) ◆
毎年5月1日は世界的にメイデーとして有名ですが、ハワイではレイを祝う日として、カピオラニ公園でお祭りが開催されます。1928年から続く伝統行事の一つです。第1回のレイデーの大成功に伴い、1929年からハワイ州の公式行事となります。
1928年2月、当時ホノルル在住の詩人ドン・ブランディングは、美しいレイの伝統をより広く普及させ観光客に喜んでもらうために「レイデー」をもうけることを提言します。それを聞いた同じくハワイ在住の著述家グレース・タワー・ウォーレンは「メイデー」にかけて5月1日に開催してはどうかと提案し、最初のレイデーが行われるに至りました。

 レイの素材と作り方

一般的にレイというと花のレイを思い浮かべると思いますが、素材は実に多彩です。
ティーやマイレなど緑の葉で作った「グリーンレイ」、ニイハウ・シェルのように貝殻で作った「シェルレイ」、ククイなど木の実で作ったレイ、鳥の羽で作った「フェザーレイ(レイ・フル)」などがあります。
鳥の羽は、色鮮やかで美しいのですが、採取が困難であり高貴な者だけが身につけることを許されているようです。また、レイ・フルと同じく高貴なものが着けていたものとして「レイ・パロア」があります。これは、髪の毛を編んだ紐にマッコウクジラの歯をぶら下げたものです。鯨は頻繁に捕れるものではなかったため、その歯は飾りとして重用されていたようです。

作り方にも種類があります。一番スタンダードなタイプは、花を一列に連ねた「クイ」(lei ku`i : ハワイ語で「縫う」と言う意味)。作り方はいたってシンプルですが、花の中心に針を通すのは、意外に難しいようです。他に、一つの素材だけを使い、髪の毛を三つ編みにするように編み込んでいく手法を「ヒリ(lei hili haku)」、2本の紐を使い土台となる中央の紐に花やシダなどをラフィアと呼ばれる繊維の紐などで巻きつけていく手法を「ウィリ(wili haku)」と言います。
また、素材を土台に縫い付ける手法を「フムパパ(humupapa)」、結び目つきでククイの葉などを根元の茎を結びつけながらレイの形にする「ヒプウ(hipu`u)」などがあります。
レイは、見た目の美しさはもちろんですが、草花を使うレイにおいては「香り」も重要とされています。
見た目には色鮮やかで華やかなハイビスカス、ブーゲンビリアなどは香りが少なく、レイに使われることはあまりないようです。



 レイとフラ

レイの文化とフラは深い結びつきがあります。
フラを踊るときのレイには3種類あり、単なる飾りではありません。
頭につける「レイ・ポオ」(覚えたフラを忘れないように)、手足・足首につける「レイ・クウペエ」(振りを間違えないように)、首につける「レイ・アイ」(悪い気が体にはいらないように)とそれぞれ意味を持ちます。
また、つける順序にも足→手→首→頭と下からつけていきます。これは、大地の気(マナ)が足の爪先から体に入ると考えられているためです。
レイを身につける時は人前では行わず、そのためのチャントを唱えながらつけるのが正統で、レイをつける各場所 にそれぞれのチャントがあるそうです。
レイは、花・葉・木の実・鳥の羽などで作られ、フラを踊る時には欠かせないアイテムであることがわかると思います。

カヒコ(古典フラ)を踊る時に使われる「グリーンレイ」は特に神聖なもので、マナを引き出すための大切なレイと考えられています。ですから、売ったり買ったりする物ではなく、必要な分を山に摘みにいき、自分で作るのが当たり前のようです。
太古のハワイアンが自然やアウマクアやアクアを讃えるために踊ったカヒコで使用されたレイには鮮やかな色彩の花は使われず、またレイとは呼ばずに「キノラウ」もしくは「ラカ」と呼ばれていました。
キノラウとは霊的な肉体を意味し、フラの世界では女神ラカのために祭壇に捧げたりしたそうです。

グリーンレイで使われる植物
 ・Laua'e(ラウアエ / フラの女神ラカが好む葉の一つ)
 ・Ti Leaf(ティ・リーフ / 心身を癒したり邪心を払う力がある)
 ・Palapalai(パラパライ / ラカが宿るといわれている植物)
ハワイの伝説に登場する、火山の女神ペレ・フラの女神ラカ・初めてフラを踊ったペレの妹ヒイアカなどの神々への捧げものとして使われる神聖な植物を使って作られるのがグリーンレイです。
大切な舞台を控えた踊り手は、レイに必要な花や葉を集めるために山に入るそうです。山の神に草花を摘む許しを得て、自らの手でレイを作り上げます。そして無事に舞台が終わると感謝の祈りを捧げ、木の枝に下げるなどして山の神に返すのだそうです。

しかし、18世紀以前のレイの具体的な姿は謎に包まれていることが多く、草木や花を使ったレイに関しては後世まで保存され残されるものではないため、欧米人の残した日誌などの古い記録に頼らざるを得ません。
それでも「オリ・レイ」(レイを掛ける前に唱えられるオリ)の存在や欧米人の数々の記録からもわかるように、伝統的にフラとレイが不可欠な関係であることは確かなようです。

 レイにまつわるマナー

フラの際に使用したレイは、他人にはあげてはいけないとされています。それは、フラの守護神「ラカ」に属すると考えられているためです。
フラの時に身につけたレイ以外でも、一度使用したレイは、近親者以外にあげるのはタブーとされています。レイをあげた相手に、自分のマナ(霊力)が移ると信じられているからです。
また、レイは輪になったものが主流ですが、妊娠中の人は赤ちゃんのへその緒に絡んでしまうという伝説があり、輪になったレイはしないそうです。そんな時にはオープンタイプのレイが用いられます。

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